先日書いた記事001番- オ・イルナムからみるゲームの世界に続き、「イカゲーム」の主人公ソン・ギフンについて考察したい。
この記事はネタバレを含みます。「イカゲーム」視聴後にお読みください。
この記事の内容
- 「456番 ソン・ギフン」の分析
- ギフンの幼馴染「218番 チョ・サンウ」の役割
- イ・ジョンジェの出演作品紹介
ソン・ギフンという男
「イカゲーム」の主人公であるソン・ギフン。
彼はいったいどういう男なのか。
まずは、ギフンに関する情報を整理するところから始めたい。
ソン・ギフンという男
- ソン・ギフン、47歳
- テハン工業高校卒。自動車会社(ドラゴンモーターズ)を10年前に希望退職。その後、飲食業を営むも失敗
- 現在は運転代行。母親と二人暮らし
- 3年前に離婚。元妻の下で暮らす10歳の娘あり
- 債務額:高利貸しに1億6000万ウォン、銀行に2億5500万ウォン
- いい歳をして親のスネをかじっている。ギャンブル好き
こうやってみると、ギフンの人生は崖っぷち。
そして、人はこのような状況に陥ると「一攫千金」に希望を見出すものらしい。
ギフンは母親の金をくすねて競馬に興じ、運良く勝ち馬券を当てる。
が、それは束の間の喜び。
借金取りに追われる途中、スリにお金をすられた上に、借金取りに念書を書かされる始末。
「運」が向いてきたと思った矢先に「運」に見放されるギフン。
さて、そもそも「運」とは何か?
それは巡り合わせのこと。
巡り合わせが良い人生は幸福だし、そうでない人生には困難が立ち塞がる。
ギフンに関して言えば、最終的に456億ウォンという大金を手にした「強運の持ち主」ということになるのかもしれない。
しかし、その「運」が運んできものは、果たして「幸福」だったのだろうか。
ここでは、456番「ソン・ギフン」の「運」をたどりつつ、彼について考察したい。
お人好しソン・ギフンが「幸運」をつかめない理由
エピソード1で描かれるソン・ギフンは、ダメ男の代表のような存在だ。
47歳にもなって親のスネをかじり、借金の利子さえも稼げない。
おまけに、そんな息子を嘆く母親に対し「どうせ返せないからケチケチするな」と逆ギレするグズっぷり。
どう見ても人生負け組のギフンだが、それでもそれ程不幸に見えないのは、彼の楽観的な性格のおかげ。
馬券交換窓口の女性に「コーヒー代」と金を渡したりする気前の良さ然り。
持っているものを分け与える精神は立派だとしても、「まずは自分の足元をなんとかしよう」という堅実さはかけらもない。
一方で、借金取りから逃げる最中であっても、転ばせた相手(実はスリ)を気遣う優しさ・人の良さを持ち合わせている。
さて、以下はギフンの資質をポジティブとネガティブに分類した表だ。
ギフンの持つポジティブな資質 | ギフンの持つネガティブな資質 |
---|---|
■楽観的 ■コミュニケーション能力が高い ■優しい ■共感力が高い ■人を信じる ■お人好し ■根が明るい ■正義感が強い ■人情派 | ■計画性がない ■その場凌ぎ ■考えが浅い ■要領が悪い ■感情に流されやすい |
こうやって挙げ連ねてみると、ギフンが「悪い奴」ではないことが見てとれる。
しかしギフンは、自身の持つネガティブな資質によって「運」に見放されてきた。
せっかくのポジティブな資質も、ネガティブな資質によって引き起こされる困難に妨げられ、いわゆる「成功」とは縁遠い人生を余儀なくされるというパターン。
根が善良であることは間違いないが、それが必ずしも人生の成功に結びつくとは限らない。
ギフンの持つネガティブな資質は、彼のポジティブな資質の裏返しでもあるのだが、何はともあれ、彼は人生の崖っぷちに立たされている。
「運」に翻弄されながら生き延びるのは
このドラマでは6つのゲームが繰り広げられる。
すべては子供の頃に経験した単純明快な遊びだ。
しかしそれは「死ぬか生きるか」の命を賭けたデスゲーム。
そして、そのゲームは「運」が左右する。
さて、この表は6つのゲームの性質を分解し「運の重要度」を示したものだ。
ゲーム No. | ゲーム名 | ゲームタイプ | 勝敗を分ける鍵 | 運の 重要度 |
---|---|---|---|---|
1 | だるまさんがころんだ | 集団ゲーム | 個人の運動能力 | 小 |
2 | 型抜き | 個人技 | 型の選択(運)・個人の技 | 大 |
3 | 綱引き | 団体戦 | グループの体力・知恵 | 小 |
4 | ビー玉 | 1対1 | 勘(運) | 中 |
5 | 飛び石渡り | 集団ゲーム | 順番の選択(運)・勘(運) | 大 |
6 | イカゲーム | 1対1 | 個人の体力・知恵 | 小 |
一つづつ、ギフンの「運」と絡めて解説していきたい。
だるまさんがころんだ(運の重要度:小)
まずは、第1ゲーム「だるまさんがころんだ」。
このゲームの勝敗は、「運」というよりも個人の運動能力に依存する。
というか、運動能力すらそれほど重要ではない。子供でも老人でも結果が出せる「万人に優しいゲーム」だと言える。
しかしギフンの場合、ここでも「運」が作用する。
倒れている人を踏み、うっかり転びそうになるという「不運」に見舞われるのだ。
しかし、「運良く」外国人労働者アリに助けられる。
アリがとっさにギフンを支えたことによりギフンは死を免れた。
「不運」からの「幸運」
それがゲームにおけるギフンの運の流れだ。
「早々に消える訳にはいかない主人公に与えられた特権」といえばそれまでだけど、とにかく第1ゲームからギフンには「運」が味方している。
型抜き(運の重要度:大)
第2ゲームは「型抜き」。
このゲームの勝敗を左右するのは「型の選択」。
にもかかわらず、ギフンはこの大切な局面で「不運」を選択する。
一番難易度の高い型である「傘」を選んでしまったのだ。
そこには「幼馴染サンウの利己的な思惑に乗せられた」という側面もあるが、そもそも、人を信じすぎる彼の「ポジティブな資質」が裏目に出た結果でもある。
しかし、彼は踏ん張った。
絶対絶命のギフンは、カルメ焼きに水分を含ませること(舐めるという原始的な技を駆使すること)でその危機を乗り越えたのだ。
この「型抜き」での経験は、全てのゲームを通して、ギフンが一人で成し遂げた唯一の成功体験であり、自ら「運」を掴んだ場面でもある
そしてここでも、「不運」の後に「幸運」を掴むというパターン。
常に崖っぷちの彼がギリギリのところで持ち直すという、ギフンの余裕のない人生そのものが体現されているのだ。
綱引き(運の重要度:小)
第3ゲームは「綱引き」。
力が勝負の綱引きにおいて、老人・女が多いギフンのチームは明らかに不利だ。
しかし、ここで活躍するのは戦力外と思われていた老人イルナム。
彼の戦略のおかげでギフンのチームは勝利した。(サンウの機転もチームを勝ちに導いたが、そもそもイルナムの戦略なしには勝利はあり得なかった)
ちなみに、「綱引き」において、ギフンの立ち位置は「ただの兵隊」だ。
言われたとおりに、自分の役割をこなしただけ。
もしここに「運」が介在するとするならば、それはイルナムと同じチームで戦えたこと。
だとすると、イルナムをチームに引き入れたギフンは、知らず知らずのうちに幸運を招き入れたことになる。
つまり、彼のポジティブな資質(優しさや人情派であること)が「幸運」を運んだのだ。
ビー玉(運の重要度:中)
第4ゲームは「ビー玉」。
ゲーム開始前、早速「運」がギフンに味方する。
それはイルナムとペアになったこと。
誰にもペアになってもらえないイルナムを見かねたギフンが、イルナムをペアに選んだのだ。
この行動がギフンを勝ちに導く。
ギフンのポジティブな資質(優しさ)が再び「幸運」もたらした。
しかしゲームが始まると、ギフンは「運」に見放される。
「幸運」を運んできたイルナムに負け続ける皮肉な展開となるのだ。
一方、初めからギフンを助けるつもりのイルナムは、ボケたふりをしてまでギフンに助け舟を出す。
さて、ここで注目したいのは、ギフンがイルナムを騙す場面だ。
(正確にはイルナムが騙されてあげているのだが、ギフンからすればイルナムを騙している)
ギリギリの選択だったとしても、ギフンはここでイルナムを切り捨てた。
「自分が生き抜くためには、相手を陥れることも厭わない」
このギフンの行動は、それまで善人モード全開だった彼の善行を帳消しにし、彼はただの偽善者に成り下がる。
飛び石渡り(運の重要度:大)
第5ゲームは「飛び石渡り」。
このゲームも第2ゲームの「型抜き」と同様、「順番」の選択が勝敗を決める鍵になる。
ゲームの内容を知らずに番号を選択しなければならない参加者たちは「運」に任せるしかない状況。
とにかく直感的に「順番」を選んでいく。
一方、優柔不断なギフンは他の参加者から出遅れ、残り物の番号から選択するしかない。
それは「1」か「16」。つまりは最初か最後。
そして選んだのが「1」。
「飛び石渡り」の性質を考えればこれは最もハズレの選択。
彼の「不運」が炸裂した瞬間だ。
しかし、「不運」のすぐ後に「幸運」が訪れるのがギフンのパターン。
「だるまさんがころんだ」の時と同様、他者によって助けられる。
番号を交換して欲しいと懇願され、ハズレ番号「1」を担うことを免れたのだ。
それにしても、命のかかった選択で番号の交換に応じる人の良さたるや。
ギフンのポジティブな資質「お人好し」が助けになったのは間違いない。
そしてもうひとつ、このゲームにおいて「運」がギフンに味方したことがある。
それは、イルナムとのビー玉対戦で経験した「自分が生き抜くためには、相手を陥れることも厭わない」という状況に身を置かずに済んだこと。
幼馴染のサンウのように「究極の選択をする立場」に立たされることがなかったという幸運は、かなり大きい。
一方のサンウは、時間切れによる敗北を避けるため、ガラスの種類を見分けてくれた男を犠牲にし、自分が生き残る道を選ぶ。
確かにサンウの行動はひどい。そして利己的。
納得のいかないギフンは「助けてくれた人を殺すなんて」とサンウを攻めるが、その行為は「ビー玉対戦」や「綱引き」で、自分を助けてくれたイルナムを騙した行為となんら変わりはない。
もし違いがあるとするなら、自分で直接手をくだしたか否かだけ。
そう考えると、ギフンのふりかざす正義は矛盾をはらんでおり、都合のよいものであることは否めない。
しかし、生きるか死ぬかの場面において、果たして人はどこまで正義を保つことができるのだろうか。
それは、このドラマが投げかける問いのひとつだと感じる。
イカゲーム(運の重要度:小)
「飛び石渡り」におけるサンウの行動を許せないギフンは、しつこくサンウに詰め寄る。
しかし、サンウの答えは至って冷静。
運よく最後だったからって 随分と寛大だな
確かに、幸運にもサンウの立場に立たされることがなかった、そしてイルナムを見捨てたギフンが言えた義理ではない。
だが、ギフンはこう続ける。
「俺でも押したか?」
この言葉がとっさに出たのは「サンウを信じたい」というギフンの願望によるものだ。
ギフンは「押せるわけない」「俺だって後悔している」と言うような言葉がサウンの口から出ることを、祈るような気持ちで待っていたのではないだろうか。
ギフンにとって「人を信じる」ことは、「生きる希望」そのものであり、それを打ち砕かれることが許せなかった。
しかし、サンウの返事は辛辣だ。
なぜ そのザマだと思う?
そんな情けない質問をする男だからだ
おせっかいで 頭が悪くて 状況判断が全くできないからだろ
求めていた言葉とは全く別の言葉を受け取ったギフンは怒りに燃える。
が、もし彼がサンウの立場に立ったとして、サンウとは別の方法で「飛び石渡り」の難局を乗り切ることができただろうか。
確かに、ガラスを見分けてくれたガラス職人を自分の手で殺すことはできなかったかもしれない。
でもその一方で、イルナムを騙した時のような「生きる本能」が彼に行動を促す可能性だって捨てきれない。
結局のところ、答えはギフン自身にもわからないはずだ。
いずれにしても、怪我をして弱っているセビョンまでも殺した、サンウの「勝ち抜くこと」への執着は凄まじい。
そしてこのサンウの行動は、ギフンから「本気の怒り」を引き出した。
最終ゲームは「イカゲーム」。
サンウの「執念」とギフンの「怒り」の対決だ。
結果として、ギフンは勝ち残る。
でもそれは、ギフンが勝ったのではなくサンウが負けたのだ。
さてここで、第6ゲームの「運」について考える。
果たしてそこに「運」は介在したか?
答えは「No」だ。
ギフンは自身の中から湧き出る「怒り」によって勝ち残った。
彼の希望(=人を信じること)を打ち砕いたサンウに対する怒りは、ギフンという人間の根源を揺るがしたのだ。
218番 - チョ・サンウの役割
ここで、ギフンを理解する上で重要な役割を果たす、ギフンの幼馴染「チョ・サンウ」について情報を整理する。
チョ・サンウという男
- チョ・サンウ、46歳。
- ソウル大学経営学科に首席入学。双門洞の天才と呼ばれた男
- 証券会社勤務。顧客の金を横領した上に先物取引に失敗
- 独身。鮮魚店を営む母がいる
- 債務額:6億5000万ウォン(実は全部で60億の負債を抱えている)
- 検察・警察から追われる身
秀才、そしてエリート街道を歩いてきた彼の人生は、ギフンのそれとは明らかに異なる。
というか、真逆だ。
以下の表は、サンウとギフンの特徴を比較したものだ。
サンウの特徴 | ギフンの特徴 |
---|---|
■秀才 ■戦略的 ■理性的 ■強者の論理を振りかざす ■要領が良い ■エリート意識が強い | ■勉強は苦手 ■無計画 ■感情的になりやすい ■弱者に寄り添う ■要領が悪い ■お節介 |
わかりやすく対極にある二人。
ともあれ、サンウは456億ウォンを手に入れるため、自分の武器である「明晰な頭脳」をフルに活用する。
勝つためには何が必要かを冷静に、そして戦略的に考える。
そんなサンウと感情的なギフンとは全くもって相容れない。
サンウにとっては、ギフンの人の良さ、お節介はもちろん、弱者に寄り添う優しさすらも無駄なことにしか思えない。
このサンウの考え方はある意味合理的ではあるが、それは「勝ち組」にありがちな利己的な思考でもある。
そして、彼はゲームにおいても「勝ち組の論理」を振りかざす。
何事も自己正当化するサンウは、「罪悪感」という自己を顧みるための感情をも、無駄なものとして黙殺する。
一方のギフンと言えば、その「罪悪感」から逃れることはできず、感情に大きく揺さぶられながら生きている。
結果として、人情深いギフンの性質が、真逆の性質を持つサンウの存在によってより際立つという構成。
つまり、この物語においてのサンウの役割は、自身の資質との対比によって、ギフンという主人公のキャラクターの輪郭をより明瞭にすること。
サンウは、ギフンが抱えるポジティブ・ネガティブな資質、そして怒りの感情など全てを彼から引き出し、最後に「絶望と罪悪感」を与え消滅するという運命をたどる。
「人を信じること」がギフンの「運」をどのように左右したか
最終ゲームでギフンは信じがたい行動をとる。
勝利を目前にして、ゲームの中断を提案するのだ。
ギリギリのところで、怒りにまかせ打ちのめしたサンウに救いの手を差し伸べた。
それはなぜか?
ギフンの「正義」がそうさせた。
たとえその正義が時に矛盾をはらむとしても、ギフンは自分にとっての正義を最後まで手放さなかった。
非情になりきれないギフンを支えているのは「人を信じる力」であり、つまり、それこそが彼の正義でもあるのだ。
さて、多くのゲームにおいて、運がギフンの味方をした。
ギフンが得た最大の「幸運」はイルナムに気に入られたことだが、それは、ギフンのポジティブな資質に由来するものだ。
つまりは「人を信じる」ことが良き「運」を運んだのかもしれない。
そういう意味で、利己的なサンウが敗れ、人を信じることをやめなかったギフンが勝利するという結末は、この物語における数少ない救いでもある。
しかしその一方で、大金を手にしてもギフンは幸せになることはできなかった。
「運」が運んできたものは、幸福ではなく、果てしない喪失感と絶望。
エピソード1の冒頭、子供たちがイカゲームに興じるシーンで、こんなナレーションが流れる。
「バンザイ」
勝負に勝ったらバンザイと叫ぶ
その瞬間俺は、天下を取ったような幸せな気分になれた
サンウとの戦いを終えたギフンの心情は、子供の頃の心境とは真逆だ。
そして、ギフンは二度とこの感情を味わうことはできないだろう。
素直に勝利に歓喜するには、彼は多くを経験し過ぎた。
そしてエンディング。
ギフンが自分にとっての「正義」を失っていないことが示唆される。
果たして、彼は再び希望を見出すことができるのか。
それはシーズン2に期待するしかない。
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456番ソン・ギフンを演じた『イ・ジョンジェ』の出演作品を紹介
イ・ジョンジェ出演のおすすめドラマ・映画
「イカゲーム」主人公456番「ソン・ギフン」を演じたイ・ジョンジェは、韓国を代表する実力派俳優。
数多くのドラマ・映画に出演しています。
最近出演したドラマでは、Netflixで配信中の「補佐官」が話題になりました。
このドラマでイ・ジョンジェは、政治家の敏腕補佐官として "ダメ男ギフン" とは真逆の "出来る男" を演じています。
「イカゲーム」視聴後に「補佐官」を観るとそのギャップに必ずや驚くはず。
そして、イ・ジョンジェの出演映画を観るなら、U-NEXT。
2021年末に日本で公開された「ただ悪より救いたまえ」も早速配信されています。
- ただ悪より救いたまえ(映画・2020)
- 神と共に 第2章:因と縁(映画・2018)
- 神と共に 第1章:罪と罰(映画・2017)
- 代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン(映画・2017)
- オペレーション・クロマイト(映画・2016)
- 暗殺(映画・2015)
- 観相師(映画・2013)
- 10人の泥棒たち(映画・2012)
- ハウスメイド(映画・2010)
- タイフーン(映画・2005)
- 黒水仙(映画・2001)
- トリプル(ドラマ・2009)
「10人の泥棒たち」「暗殺」「ハウスメイド」などの作品ではワルイ奴として登場し、「イカゲーム」「補佐官」とは一味違うイ・ジョンジェの演技が楽しめます。
ちなみに、「10人の泥棒たち」は世界に一つしかないダイヤを強奪するために集合した泥棒たちのストーリー。
キム・ユンソク、キム・ヘス、チョン・ジヒョンなど豪華キャストと共に、イ・ジョンジェも泥棒の一人を演じています(初々しきキム・スヒョンも出演!)。
「暗殺」は日本統治時代の物語。イ・ジョンジェは日本政府の密偵として暗躍する韓国人を演じています(この作品でも「10人の泥棒たち」のチョン・ジヒョンと共演)。
そして、「ハウスメイド」ではメイドに手を出す金持ちの旦那様役。不穏な空気の中で描かれる、チョン・ドヨンとのラブシーンはやや過激。イ・ジョンジェはこの作品で肉体美を披露しています。
U-NEXTでイ・ジョンジェ出演映画を無料で視聴する方法
U-NEXTは韓流に強いのが特徴で、特に旧作が豊富です。
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U-NEXTをおすすめする理由、サービスの詳細については、こちらの記事も併せてご覧ください。
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