Appleオリジナルドラマ『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』を紹介します
この記事はこんな方にオススメです
- 『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』の作品概要や見どころが知りたい
- 実話に基づいたクオリティの高いドラマが観たい
- Apple TV+の視聴方法や特徴・無料トライアルについて知りたい
- 『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』の考察や感想が読みたい
Apple TV+制作映画『Coda コーダ あいのうた』が、第94回アカデミー賞で作品賞を受賞するのなど、今やクオリティの高さはお墨付きのストリーミングサービス制作作品。
Apple TV+では『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』をはじめとするオリジナル作品が続々配信されています。
ここでは、Appleオリジナルドラマ『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』とApple TV+について紹介していきます。
『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』はAppleオリジナル作品です。
今すぐご覧になりたい方は以下のリンクからどうぞ。（7日間の無料トライアル期間あり）
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『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』の概要・あらすじ・予告編・登場人物（キャスト）
作品概要
| タイトル | WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲 |
| 共同脚本 | リー・アイゼンバーグ（製作総責任者） ドリュー・クレヴェロ |
| プロデューサー（監督） | ジョン・レクア グレン・フィカーラ |
| キャスト | ジャレッド・レト アン・ハサウェイ カイル・マービン 他 |
| 製作年・国 | 2022年・アメリカ |
| エピソード | 8エピソード |
| 視聴時間 | 1エピソード：約53分 |
| ドラマタイプ | ビジネス・社会・ヒューマン |
| おすすめ度 | 💠超おすすめ |
あらすじ
WeWork創業からCEOアダム・ニューマン辞任までの顛末と共に、アダムと妻レベッカの夫婦関係を描いた、実話に基づく物語。
コワーキングスペースWeWorkは、一時470億ドルの価値を持つグローバル企業に急成長。アダムはユニコーン企業のCEOとして注目を集めるようになる。一方、妻レベッカは夫の成功を支える自分に陶酔しながらも、「アダムの妻」としか認識されていないことに憤る。
勢いに乗るWeWork。しかし、上場を目前にして財務上の問題、経営体質を疑問視され企業価値が急落。その結果、アダムは辞任に追い込まれる。
登場人物（キャスト）
主な登場人物
アダム・ニューマン（ジャレッド・レト）
WeWorkの共同創業者兼CEO。外交的で話術に長けている。 イスラエル キブツ（共同体）育ち。
レベッカ・ニューマン（アン・ハサウェイ）
アダムの妻。元女優。菜食主義者。
ミゲル・マッケルビー（カイル・マービン）
WeWorkの共同創業者。建築家。寡黙で内向的。
『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』ココが見どころ
見どころポイント
- 実話からインスパイアされた、ニューマン夫婦の物語に引き込まれる
- ジャレッド・レト演じるアダムが実物さながら＆その演技力に魅了される
- アン・ハサウェイ演じるレベッカの葛藤が響く＆迫真の演技がスゴイ
- WeWorkの創業からアダムのCEO辞任までの顛末を、ドラマならではの角度から楽しめる
- Appleオリジナル作品のクオリティの高さ
一時は470億ドルの価値を誇ったWeWork。
しかし、絶頂期は束の間。
CEOアダム・ニューマンの辞任、不正会計の発覚、企業価値の暴落、上場延期など、劇的でスキャンダラスな展開により世間の注目を集めることに。
この事実こそがまさにドラマだが、『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』では、これらの出来事を背景にアダムと妻レベッカの物語が描かれる。
とにかく、エピソード1からグイグイ引き込む魅力的なストーリー展開。
ジャレッド・レト演じるアダムは、スタイルから喋り方・発音まで実物さながらで驚く。
また、アダムのカリスマ性、親しみやすさ、抜け目なさ、豪胆さまで余すことなく表現されていて、その演技力に惹きつけられる。
そして、50歳とは思えないジャレット・レトの若々しさに目を見張る。
（2022年に公開された映画『ハウス・オブ・グッチ』で演じた油ぎった中年男とはまるで別人…）
一方、興味深いのがアン・ハサウェイ演じるレベッカのキャラクター。
潔癖症でスピリチャルに傾倒するレベッカは、自分をWeWorkの骨格だと信じているが、人々からは「アダムの妻」としか認識されていないことに苛立ち、もがく。
成功街道まっしぐらのアダムと対比して描かれるレベッカの葛藤は、このドラマの見どころのひとつだ。
さて、この物語の核になっているのは「アダムとレベッカの絆」。
この二人の関係性こそが、WeWorkの成長と凋落にリンクし、それによって繰り広げられる人間模様が視聴者を引き込んでいく。
ちなみに、実話に基づいたドラマというのは、事実の裏側を覗いているような、あるいは出来事の顛末を紐解く感覚で観るのが醍醐味。
そういう意味においても、この作品は期待を裏切らない。
ニュースでは報道されないアダムとレベッカの関係性が創作によって肉付けされることで、WeWorkの一連の出来事を違う角度から見ることができる。
『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』は、観る者を退屈させない劇的な展開、豪華キャストの共演など、視聴者を楽しませる要素が満載。
全8話、1話約1時間と尺も適度なお薦めの作品です。
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Apple TV+とは （『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』はApple TV+で配信中）
Apple TV+について
2019年11月よりサービスを開始したApple TV+は、Appleオリジナル作品が楽しめるストリーミングサービスです。
ドラマ、ドキュメンタリーに加え子供向けのアニメなども配信中。
今のところコンテンツ数は少ないですが、他では見られない作品が毎月登場します。
また、広告なしでいつでもオンデマンドで楽しめるほか、ダウンロードしてオフラインでの視聴も可能です。
Apple TV+のサブスクリプションは家族で共有できます（最大家族6人まで）。
Apple TV+の月額利用料、無料トライアルについて
Apple TV+ は7日間の無料トライアルがあり、無料期間終了後の月額利用料は600円です。
2022年5月現在、対象となるAppleデバイス（新しいiPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、またはMac）を購入するとApple TV+を３ヶ月間無料で利用できます。
視聴方法
視聴方法は大きく分けて3つです。
- テレビで視聴する
- Appleデバイスで視聴する
- Webブラウザで視聴する
- 【テレビで視聴】
Apple TVはもちろん、FireTVなどのストリーミングデバイス、SonyやLGなどのスマートテレビ、PlayStationなどのゲームコンソール、そしてケーブルテレビまたは衛星放送のサービスで視聴できます。 - 【Appleデバイスで視聴】
iPhone、iPad、iPod touch、Macで視聴できます。
*テレビ、Appleデバイス共に「Apple TV」のアプリから視聴できます。 - 【Webブラウザで視聴】
アプリ以外でも、WebブラウザでApple TV+にアクセスして観ることもできます。
「Apple TV」アプリに対応しているデバイスでの視聴がオススメ♪
まとめると・・・
Apple TV+とは
- Appleオリジナル作品が楽しめるストリーミングサービス
- オンデマンドでいつでも楽しめる
- テレビやAppleデバイスで「Apple TV」アプリを使って視聴ができる
- Webブラウザでの視聴も可能
- 無料トライアル終了後、月額600円のサブスクリプション
- 無料トライアル期間は通常7日間。Apple製デバイスの購入で期間が3ヶ月に延長
- ダウンロードしてオフラインでの視聴が可能
- 家族でサブスクリプションの共有可（最大家族6人まで）
Apple TV+では、『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』のほかにも、トップスターキャストによるオムニバスドラマ『彼女たちが、キレた時』、韓国ドラマ『Pachinko. パチンコ』『Dr.ブレイン』など、見応えのある作品が配信されています。
いずれもクオリティが高い作品ばかり！
まずは、無料期間でAppleオリジナル作品を視聴してみましょう。
『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』考察＆感想
夢を売る男、アダム・ニューマン
ジャレッド・レト演じるアダム・ニューマンはカリスマ性のある男だ。
アダムの存在や話し方は人を安心させる。
親しみやすさはもちろんだが、人々は彼の話術に魅せられてしまうのだ。
「世界を変える」
そう宣言するアダム。
この大きなビジョンを大真面目に語るメンタルの強さもさることながら、アダムの話には妙な説得力があるのだ。
耳障りの良いことばを巧みに操り、人々の心を掴む才能が彼にはある。
実際に、人々はアダムを胡散臭いと感じながらもいつしか彼のペースにはまっていく。
そして彼と同じ夢を見るようになる。
つまりはアダム・ニューマンは「夢を売る男」。
そして、夢を売ることに成功したアダムは、自分を神の如く「なんでもできる存在」と過信していく。
ところで、夢を売るのはとても気持ちの良いことなのだと思う。
人に希望を与えるという意味で、そこはポジティブな空気が支配する良き世界となり、その中に止まってさえいれば、夢を売った側も売られた側も安泰だからだ。
でもそれは一方で、夢の世界に埋没することを意味する。
また、熱狂的にアダムを支持する「夢を買った人」からすれば、何かしらの恩恵に与ることを期待する。
しかし「夢」だけで彼らの期待に応えるのは至難の業。多くの場合、現実に向き合った時に熱狂や支持を失ってしまう。
ともあれ、夢を見ること、すなわち信じたいものだけを信じるのは楽だし、幸せだ。
そしてアダムは、人々がその「楽さと幸せ」に陶酔しやすいことをよく理解していた。
だからこそ「夢を売る男」として成功したのだ。
しかし、アダムは夢を売っているうちに、その夢が自分が作り出した実態のないものであることを忘れてしまったのかもしれない。
その結果、アダム自身も「自分の描いた夢」に溺れたのだと思う。
夢を見る女、レベッカ・ニューマン
一方、レベッカはこの「夢を売る男」と恋に落ちる。
アダムは彼女に夢をみさせてくれる、今まで出会ったことのないタイプの男。
「夢見る女」レベッカは、そんなアダムを信じ、やがて二人の絆は確固たるものになっていく。
実際のところ、「夢を売る男」アダムが掲げる壮大なビジョンは、スピリチャルに傾倒するレベッカの発想力と相性が良かった。
そういう意味において、彼らはお互いを必要とする理想的なカップルだと言えるだろう。
そして、レベッカにしてみれば、自分はまさに「糟糠の妻」。
お酒を奢る金さえなかった男が、470億ドルの価値を持つ企業を創業するまでに成功したのは自分の支えがあってこそだと信じたい。
しかし、人々は自分を「アダムの妻」としてしか見ていない。
そのことはレベッカをひどく傷つけ、焦る彼女は「自分もアダムのように何かを成し遂げたい」と迷走しはじめる。
大きなビジョンに陶酔しながらも自己実現に固執するレベッカ。
夫の庇護なしには何も成し遂げられない事実から目を背けたい彼女の葛藤が、手にとるように理解できる。
そもそも、レベッカは多くのものを望んでいたわけではなかった。
彼女が求めていたのは自身の存在意義の証明。つまりは承認欲求を満たすこと。
それは女優の道を諦めた彼女の「次の夢」であり、生きるために必要なことだったのだろう。
いずれにしもて、夢を見ることはエキサイティング。
そしてその期間は、長ければ長いほど幸せだ。
「夢を見る女」レベッカにとって「夢を売る男」アダムは長い夢をみさせてくれる理想の相手であり、その一方で、夢を売ることで成功を目論むアダムにとって「夢を見る女」がそばにいることは重要だったに違いない。
実際に、アダムとレベッカの絆は、彼らがWeWorkを去った後も壊れることはなかった。
レベッカにしてみれば、多くのものを失ったアダムを支えることに、ようやく自分の存在意義を見出したのかも。
なぜならそれは彼女にしかできない仕事だから。
「夢を売る男」と「夢を見る女」。
WeWorkでの「夢」は弾けたが二人はより一層絆を深めた。
いずれ、アダムは新たな夢を売り、レベッカは新たな夢を見るのだろう。
今すぐ、Apple TV+で「WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～」を観る
↓こちら↓のバーコードからもApple TV+で『WeCrashed ～スタートアップ狂騒曲～』が視聴できます。
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