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韓国ドラマ『ストーブリーグ』で胸熱 - 頑張る人の背中を押す物語【U-NEXT配信】

2022-03-21

ドラマクマ

韓国ドラマ『ストーブリーグ』はどこで視聴できる?

無料で視聴方法する方法を含めて『ストーブリーグ』を紹介するね

ミント

この記事の内容

  • 『ストーブリーグ』の作品紹介
  • 『ストーブリーグ』を無料で視聴する方法
  • 『ストーブリーグ』考察

韓国ドラマ『ストーブリーグ』は、2019年から2020年に韓国で放送された人気テレビドラマ。

第56回百想芸術大賞で作品賞を受賞した評価の高い作品でもあります。

2021年、U-NEXTで配信が開始された当初は有料だったのですが、先日、見放題になっているのを発見!→2023年3月現在配信終了しています。Netflixなどで視聴可能です。

早速、視聴してみました。

評判通り、視聴者をグイグイ引き込むとても魅力的な作品で、見始めたら止まらない。
2日間で一気見してしまいました。

ここでは、作品紹介、考察と共に、ドラマを無料で視聴する方法を紹介していきます。

『ストーブリーグ』U-NEXT無料トライアルで無料で視聴できます。今すぐご覧になりたい方は以下のリンクからどうぞ。

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『ストーブリーグ』の概要・あらすじ・予告編・登場人物(キャスト)・見どころ

作品概要

タイトルストーブリーグ
監督チョン・ドンユン
脚本イ・シンファ
キャストナムグン・ミン
パク・ウンビン
オ・ジョンセ
チョ・ビョンギュ
製作年・国2019年・韓国
エピソード16エピソード
配信時間【32話換算】1エピソード:約29分  【16話換算(オリジナル)】1エピソード:約58分
ドラマタイプヒューマンドラマ・成長・克服
おすすめランク🔹おすすめ
おすすめランク:💎殿堂入り 💠超おすすめ 🔷おすすめ 🎦趣味は人それぞれ

あらすじ

韓国プロ野球チーム「ドリームズ」は4年連続最下位と低迷している。その責任を取り辞任したGM(ゼネラルマネージャー)の代わりにやってきたのが、野球未経験ながらも他のスポーツでチームを優勝に導いた経験を持つペク・スンス。GMに就任早々、斬新なやり方でチーム改革に着手するが、運営チーム長のイ・セヨンをはじめとする同僚から猛反発を受ける。しかし、ペクGMは他人の批判をものともせず・・・。

ドリームスを再起させるために奮闘する人々の物語です。

出典:KNTV

登場人物(キャスト)

主な登場人物

ベク・スンス(ナムグン・ミン)
ドリームズGM(ゼネラルマネジャー)。優勝請負人の異名を持つやり手。野球経験がない。冷静沈着。無愛想で感情表現をしない。

イ・セヨン(パク・ウンビン)
ドリームズ運営チーム長。正義感溢れる熱血社員。ドリームズを心から愛している。

クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)
ドリームズ親会社ジェソングループ常務で、ジェソングループの会長の甥。会長一家に頭が上がらない。出世に命をかけている。

ハン・ジェヒ(チョ・ビョンギュ)
ドリームズ運営チームスタッフ。大企業の会長の孫で、コネ入社のレッテルを貼られている。フロントチームのムードメーカーでもある。

『ストーブリーグ』ココが見どころ

見どころポイント

  • どんな困難も飄々と乗り越えるペク・スンスの手腕とキャラクターに魅せられる
  • 「ストーブリーグ」というオフシーズンのプロ野球界にスポットを当てた新鮮さ
  • 数々の難題に、チームが力を合わせて立ち向かう姿
  • 「組織改革とは何か」を改めて考えさせられる物語展開
  • 「情熱・夢」 VS 「権力・悪」という、わかりやすくも引き込まれる対立構造

主演ナムグン・ミンは、『ストーブリーグ』でSBS演技大賞最優秀俳優賞を受賞している。

それも納得。
とにかく、ナグムン・ミン演じるペク・スンスの魅力がこの物語のキモであり、見どころなのだ。

はじめは「『賢い医師生活』でジュンワンを演じたチョン・ギョンホに激似!」と思ったけど、最後にはペク・スンスとして、しっかりとハマった。

何があっても動じることなく、ポーカーフェイスで戦略を駆使するペクGM。
熱血社員のイ運営チーム長をはじめとする、個性豊かな登場人物とペクGMの対比が、彼の魅力をより一層引き立てるという流れ。

物語展開としては「日曜劇場的」で、実際に、2019年に放送されたTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」とテイストがよく似ている。

ともあれ、このドラマの面白いところは「ストーブリーグ」を題材にしているところだ。
(*ストーブリーグとは、オフシーズンにチームの強化のために努力をする時期)

つまりは、プロ野球界の花形である選手ではなく、チームを支える裏方の人々が物語の主軸であり、「弱いチームが強くなる」というだけの、ありがちなスポーツモノではないところが特徴だ。

そして、最大の見どころは、このドラマのメインテーマでもある組織の改革
『ストーブリーグ』は、問題を抱え機能不全に陥っている組織を立て直すという再生の物語であり、ドリームズに携わる人々の意識の変化を描いているのだ。

回を重ねるごとに視聴率が上昇し、最終話で19.1%を記録した大ヒットドラマ。

登場人物たちが、次々に降りかかる困難にも負けず、前に進む姿に胸熱になることまちがいなしです。

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2022年3月現在、『ストーブリーグ』はU-NEXTで見放題コンテンツとして配信されています。

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【関連記事】U-NEXTをおすすめする理由・サービスの詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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脚本から考察する『ストーブリーグ』(ネタバレあり)

ネタバレを含みます『ストーブリーグ』を視聴後にご覧ください。

なぜ、ドラマ『ストーブリーグ』が人々を魅了するか?

脚本から考察してみる。

数珠繋ぎな「葛藤」と「共感」

ドラマの脚本を作る上で欠かせないことは何か。

ひとつは登場人物たちの「葛藤」であり、それに対する視聴者の「共感」だ。

ドラマの骨格とも言えるこの二つを、『ストーブリーグ』は全16話で余すことなく盛り込んでいる。

そして、それらを生み出す源泉となっているのが登場人物たち「対立」

たとえば、「4番打者イム・ドンギュをトレードに出そうとするペクGMと、ドリームズに残りたいドンギュの対立」、「球団を解散させたいオーナー会社常務と、ドリームズを守りたいチームメンバーたちの対立」などなど。

これら「対立」によって生まれる軋轢が、登場人物たちの葛藤につながるわけだが、その回数がめちゃくちゃ多いのが『ストーブリーグ』の特徴だ。
次々と起こる「対立」に息つく暇もないという感じ。それは物語のテンポの良さにも繋がっていて、つまるところ視聴者を飽きさせることがない。

その一方で、このやり方は、一歩間違えば忙しなくエピソードが展開するだけの中身のないものになってしまう危険を孕んでいる。

でも、そうはなっていない。

それは、対立の中心にいるペクGMのキャラクターの強烈さをはじめとする、主要キャラクターの設定がしっかりしているからだと思う。

ともあれ、「対立」が「葛藤」を生み、最終的に「共感」を呼ぶ。
つまりは、葛藤が多い分だけ共感の数も増えていくという流れ。

さて、この物語の最大の対立構造は、「球団を解散させたいオーナー会社常務と、ドリームズを守りたいチームメンバーたちの対立」だ。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければ大勢で行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

これは有名なアフリカの諺だが、『ストーブリーグ』にも当てはまる。
遠くへ行く(=何がなんでもドリームズを守る)と決意したのは、ペクGMは一人ではなかった。

そして、このシチュエーションは人々の心を最も熱くさせる。

長いものに巻かれることに慣れていた人々の気持ちを奮い立たせ、前に進む原動力を提供したのは、確かにペクGMかもしれない。
でも、遠くへ行けたのはチーム全員の力があったから。

この展開には勇気をもらうし、ドリームズを守りきった瞬間は最大の見せ場だ。
そして実際にこのクライマックスに感動し、「頑張っている人たちの背中を押す」というこのドラマが伝えようとしているメッセージに魅せられた。

「対立→葛藤→共感」

このサイクルは、この感動のエンディングを迎えるための布石であり、『ストーブリーグ』はそれに成功している。

結論→解説で視聴者を惹きつける

時系列に展開される物語はわかりやすい。

しかし、時に面白みにかける。

ならばどうするか?


答えは、過程をすっ飛ばして結論から描写し、適当なタイミングで「実はあの時こんなことがありました」という結論に達した答え合わせをすること。

この手法の良いところは、最初に描写された事象に対して謎が残り、視聴者の興味を引っ張ることができること。
そして、全ての真実が明るみになったところで、ひっぱられた尺の長さや、事柄の重要度に比例したスッキリ感を提供できるという流れ。

これはサスペンスドラマなどでは必須のスタイルでもあり、視聴者の興味を引くという意味ではとても効果的だ。

また、脚本は語りすぎないのが基本。
謎を残すという意味でも王道であり、『ストーブリーグ』でもこのスタイルが効果的に多用されている。

とはいえ、これは一種のテクニック。
実際のところ、時系列で物語を展開させ、その上で受け手の心を揺さぶる方が難易度は高いと個人的には思っている。

いずれにしても、『ストーブリーグ』は、この手法で視聴者を存分に惹きつけつつ、秀逸なエンターテイメント作品に仕上がっている。

キャラクターの魅力が物語を支える

とにもかくにもナグムン・ミン演じるペク・スンスのキャラクターが素晴らしい。

感情表現をしないペクGMにこれほど惹かれるのは、それを引き立てる正反対の登場人物が秀逸だから。
それは、熱血社員イ運営チーム長であり、対立するオーナー会社常務であり、悪人コ・セヒョクでもある。

彼らとの対比がペクGMの魅力を一層引き立てているのは間違いない。

そして、表情を変えないだけにペクGMはツンデレ度高!。
加えて、何でも解決してくれそうな万能感と安心感が心地よい。

他にも色々あるが、ペク・スンスのキャラクターこそがこの物語のキモであり、魅力の大きな部分を担う。

また、物語序盤、悪人として登場する4番打者イ・ドンギュも独特な魅力を放つ。
その理由は、「振り切った嫌な奴」であること、そして最後には心を入れ替え、チームの一員として再生するから。

つまり、出発点と着地点の変化が大きい人物というのは、往々にして魅力あるキャラクターなのだ。

ところで、個人的には最終話で登場したイ・ジェフンに萌えた。
一筋縄ではいかないIT企業のオーナーという役どころも新鮮だが、たった1話だけの出演にもかかわらず、存在感がものすごい。

ドラマ「シグナル」を観て以来「イ・ジェフン推し」の私としては、彼が登場することまったく知らなかったので、最後の最後で面白度が爆上げした。

*イ・ジェフン主演の映画『BLEAK NIGHT 番人』もおすすめです!

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何はともあれ、心揺さぶられた『ストーブリーグ』。

おすすめの作品です。

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