「ナビレラ」ってどう言う意味?
「蝶のように舞う」っていう意味らしいよ
えらく感動したみたいだけど?
鑑賞中、何度か号泣した。。
最近見たドラマの中では、「賢い医師生活2」の次に見てほしい作品かな
「ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー」の概要・予告編・登場人物(キャスト)・見どころ
作品概要
タイトル | ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー |
監督 | ハン・ドンファ |
脚本 | イ・ウンミ |
キャスト | パク・イナン ソン・ガン 他 |
製作年・国 | 2021・韓国 |
エピソード | 12エピソード |
配信時間 | 1エピソード平均;約1時間 |
ドラマタイプ | 感動・号泣・ヒューマンドラマ |
おすすめランク | 💠超おすすめ |
人気Web漫画が原作の「ナビレラ」は、2021年上半期に観たドラマの中で、ダントツにオススメの作品です。
このドラマは70歳おじいさんと23歳バレエダンサーの絆と成長物語。
特に、後半は涙なしでは観られません。
夢を追いかける彼らに勇気と力をもらうと同時に、二人の関係性や成長の過程に心揺さぶられる感動の物語です。
登場人物 - (キャスト)
登場人物の紹介
シム・ドクチュル(パク・イナン)
70歳のドクチュルは元郵便配達員。一家の長として穏やかな老後生活を送りながらも、果たせなかった子供の頃の夢を忘れられずにいる。その夢とは、バレエダンサーになること。
チェロクのバレエに魅せられた彼は、バレエスタジオに通いつめ、夢に近づこうとする。
イ・チェロク(ソン・ガン)
23歳のチェロクは才能に恵まれたバレエダンサー。しかし、父親との行き違いをはじめとする様々な事情を抱え、コンクールを目前にしてバレエに集中できずにいる。
そんな時、ドクチュルと出会いにより、チェロクのバレエに対する意識が変化していく。
「ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー」ココが見どころ
見どころポイント
- 夢を追いかけるドクチュルの情熱と諦めない姿勢に勇気をもらう
- 年齢、考え方、そして生き方、全てにおいて接点のないドクチュルとチェロクの出会いがもたらすシナジー
- 70歳のドクチュルがバレエを始めることに反対する家族の葛藤
- ソン・ガンのバレエダンス。絶対見惚れる
ドクチュルの「夢を諦めない姿勢」を見ているだけで前向きな気持ちになれる。
若きチェロクの成長はもちろんだが、70歳ドクチュルの成長こそがこのドラマのみどころだと言えるだろう。
ドクチュルの成長は「人はいくつになっても変われる」ということの証明でもあり、この物語の軸はココにある。
また、夢を追いかけるドクチュルを見守る家族の葛藤にも、共感せずにはいられない。
そしてキャスト。
ベテラン俳優パク・イナンは、さすがの演技で視聴者をオイオイ泣かせる。
また、動きひとつひとつが軽妙でとてもかわいい。まさに愛すべきハラボジ。
相手役のソン・ガンは、本物のバレエダンサーかと見紛うほど素晴らしいダンスを披露。彼の恵まれた身体能力とルックスにすかっり魅せられてしまう。
また、1話1時間&12話という尺も程よく、観ごこちのよい作品です。
Netflixで配信されています
「ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー」考察
「ナビレラ」の教訓。それは「人生で今日が一番若いことを忘れてはいけない」ということ(ネタバレなし)
生きるために必要なものは何か。
それは「希望」だと思う。
「希望」とは、好奇心や情熱と切っても切り離せない存在で、ドラマの主人公ドクチュルにはそれがある。
彼のバレエへの情熱は一見滑稽なようにも見えるけど、70歳にして「諦めずに挑戦する姿勢」を失わずにいることは素晴らしきこと。
でも、現実問題として、ドクチュルのように行動ができる人はそう多くはない。
人は歳をとればとるほど、挑戦が難しくなる(と思い込んでしまう)。
できない言い訳ならいくらでも出てくる。
体力がないとか、時間がないとか、もう歳だからとか。
確かに、年齢を重ねるほど背負うもの(家庭とか仕事とか)の重みが増し、身動きが取りづらくなるのは事実。
でも、それなら、いったい何時やりたいことをやるというのだ?
「いつでもできる」「いつかはやりたい」と思っているうちに歳をとり、今度は年齢を理由にできないというのではあまりに寂しい。
人間、体力が続く限りいつでも始められるはず。
そして「いつでも」の意味を読み違えてはいけない。間違っても先延ばしを意味するものではないく、始めるのは「今」この時であるべきで。
人生の時間が有限。やりたいことを躊躇している暇はないのだ。
70歳のドクチュルを見れば「もう歳だから」は言い訳にならない。
人は未来に向かって今を生きているわけで、自分の人生において、今日が一番若いのだから。
鑑賞後に読んでほしい「ナビレラ」感想
noteに「ナビレラ」の感想を書いています。
こちらの記事はネタバレを含みますのでご注意ください
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オススメ読本
「韓国映画・ドラマ わたしたちのおしゃべりの記録」
韓国ドラマ・映画ファンに是非読んでほしい一冊。
韓国エンターテイメントの変遷について、社会学的視点を交えての考察が秀逸です。
この本に登場する過去作(ドラマ・映画)を片っぱしから鑑賞し、自分の視点で改めて検証し直すのもいいかもしれません。
面白いだけでなく、とても勉強になるお宝本です。