U-NEXTで独占配信中のドキュメンタリー映画「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」について紹介します。
この記事の内容
- 「WeWork / 470億ドル企業を崩落させた男」の概要
- 「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」の考察
- U-NEXTで「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」を無料で視聴する方法
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ドキュメンタリー「WeWork / 470億ドル企業を崩落させた男」の概要・予告編
作品概要
タイトル | WeWork/470億ドル企業を崩落させた男 |
監督 | ジェド・ロススタイン |
脚本 | ジェド・ロススタイン |
キャスト | ー |
製作年・国 | アメリカ・2021年 |
上映時間 | 101分 |
映画タイプ | ドキュメンタリー・社会 |
おすすめ度 | 🔹おすすめ |
日本でも数多くの拠点を持つWeWork。
居心地の良い空間で仕事ができるコワーキングスペースを展開している会社だ。
日本でも2018年に1号店(六本木)がオープンしてから、WeWorkを利用することが起業家にとってステータスのようになっていた。
私もWeWorkのメンバーだった友人を訪ね、六本木や銀座のスペースに行ったことがある。
そこは活気に溢れていて、ワクワクするような空間だったことを覚えている。
その洗礼されたスペースは、仕事のためだけでなくメンバーとの交流を促す設計になっていた。
それからしばらくして、ニュースで知ったWeWorkの顛末。
CEOだったアダム・ニューマンは辞任した(その後、新しい経営陣によって立て直し)。
映画「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」は、WeWorkの創業から崩壊に至るまでの内情を探るドキュメンタリー作品です。
アダム・ニューマンの信念と虚構-「WeWork / 470億ドル企業を崩落させた男」(ネタバレあり)
ここからは、作品の内容に迫ってみたい。
このドキュメンタリー作品の中心にいるのは創業者の一人であるアダム・ニューマン。
彼こそが「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」として登場する。
1979年生まれのアダム・ニューマンは、イスラエル出身の実業家。
ミゲル・マッケルビーと共に、2010年、ニューヨークに本社を置く「WeWork」を創業した。
「WeWork」はユニコーン企業として注目され、一時は企業価値470億ドルにまでに成長した会社。
その立役者がアダム・ニューマンなのだ。
190cmを超える長身、絶妙な話術。
カリスマ性を備えた彼には人を惹きつける魅力があるのだろう。
多くの人がアダム・ニューマンの信念に共感し、彼が訴える「世界を変える」という言葉に陶酔した。
ところで、WeWorkが大切にしているポリシーは何か。
それは「We」=「私たち」だ。
皆で助け合うコミュニティー然り、そこになくてはならないのが「仲間」の存在。
「I」「Me」ではなく「We」であることこそが、彼らのビジョンの中心にあり揺るぎない核だった。
もう一つのキーは「テクノロジー」と「コミュニティー」の融合。
WeWorkが創業された頃には既にSNSが世の中に浸透。
人々のコミュニケーションに大きな変化をもたらしたが、それには負の側面もあった。
その「負の側面」を埋めることにWeWorkはフォーカスしたのだと思う。
テクノロジーとコミュニティーのポジティブな部分を融合させることで、世界を一歩前に進めることを目指した。
テクノロジーが人々を引き離している
「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」アダム・ニューマンのスピーチより
成功の秘訣は
人とのつながりと
相手の立場を考え自分の殻から出ることだ
必要なのは友情と共通目標。
何より思いやりだ
私たちが"We革命"を起こす
しかし、WeWorkの業務実態は不動産会社のそれと変わらない。
簡単に言ってしまえば、スペースを借り上げ、起業家やフリーランサーに場所を提供する賃貸業。
独自のコミュニケーションITプラットフォームは存在したが、それがWeWorkの中心的役割をになっているとは言い難く、IT企業というよりは不動産会社といった方がしっくりくる。
それでもWeWorkはテクノロジーカンパニーであることを全面に押し出していた。
さて、アダム・ニューマンが大切だと訴えるもの。
それは、友情と共通目標。そして思いやり。
そりゃそうだろう。
当たり前すぎて反論する余地もない。
しかし往々にして、耳障りの良い言葉、あるいは正しすぎる理想論というのはその実態が見えづらい。
創業当時のアダム・ニューマンは、確かに「We革命によって世界を変える」ことを目指していたのだと思う。
結果、そのビジョンに共感する人、支持する人を増殖させることに成功はした。
しかしその内実は悲惨なものだった。
従業員のやりがい搾取ともいえるオーバーワーク、サマーキャンプと称する乱痴気騒ぎはWeWork帝国を蝕んでいく。
しかし、外部の人間にはそんなことはわからない。
「ユニコーン企業を探せ」と躍起になっている、FacebookやGoogleの「次」を切望していた人々を惹きつけ、それと同時に企業価値は上昇していく。
そして、極め付けとなったのがソフトバンクグループ「ビジョン・ファンド」からの投資。
それがこの流れを加速させることになる。
だが終わりはあっさりとやってきた。
株式公開を前に公表した「目論見書」の内容の薄さや数値に疑義が持ち上がり、一気に流れが変わる。レベッカが経営に携わるようになったことも混乱を招いた要因の一つだ。
いずれにしても、この時既にWe革命の綻びは取り返しがつかないほど大きくなっており、帝国は音を立てて崩落していくのだ。
成功者らしく、プライベートジェットを即買いし贅沢な生活を楽しむアダム・ニューマンの姿は、ユニコーンを目指す起業家にとっては眩しく映っただろう。
でも、それは成功し続ければの話だ。
状況次第で、カリスマはペテン師の烙印を押される。
実際のところ、公言していた株式公開は延期になり、アダム・ニューマンが辞任に追い込まれたのは周知の通りだ。
ところで、経営立て直しのために従業員が解雇された一方で、アダム・ニューマンの退職金はなんと170億。
「We」を目指したアダム・ニューマンは、結局は「Me」を守ることに執着した。
どんな素晴らしいビジョンも、所詮はただの理想論に過ぎなかったということか。
そしてそれは、彼の掲げた理念に熱狂した人々の心を深く傷つけることにもなった。
「WeWork経営の裏側」に迫るこのドキュメンタリーを視聴後、「信念と虚構」そして「夢と欲望」の境目を見極めるのことの難しさに想いを馳せたのであった。
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本ページの情報は2023年3月現在のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式ページにてご確認ください。
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