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『海街チャチャチャ』Ep13-14考察、そしてホン班長「空白の5年間」と恋の行方

2021-10-16

この記事の内容

  • エピソード13-14の感想と考察
  • エピソード13-14から見る、エピソード15−16推測と「空白の5年間」を紐解く
  • 【U-NEXT】でキム・ソノ出演作品を無料で視聴する方法

Netflixで配信されている『海街チャチャチャ』がいよいよ最終局面を迎える。

エピソード12までの内容で推測した「ホン班長の過去」は以下の記事にまとめた。

ホン班長の「過去」が簡単に明かされない理由『海街チャチャチャ』

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その後、エピソード13-14を視聴。
推測通りだった部分もあればそうでないところもあって、むしろ予想外の展開にトキメキ。
何はともあれ、満足度の高い内容だった。

さて、いよいよ「空白の5年間」の確信に迫ってきたわけだが、ここでは、エピソード13-14の感想と考察、そしてエピソード15-16を予想しつつ、「空白の5年間」を紐解いていきたい。

1. 話をはぐらかす男の対処法 - ユン・へジンの場合

「ホン班長の誕生日会」という幸せな場面で始まるエピソード13。

しかし、幸せムードも束の間、へジンとホン班長の関係は少しづつ揺れ始める。

最初のきっかけとなったのは、ホン班長がへジンのため作ったお酒について「飲み頃は1年後」だと説明する場面。
1年後も共に幸せに過ごしていたいと願うへジンは、何気なく、でも期待を込めてこう聞く。

「1年後には どうなってるかな」

この質問の意図するところは、「1年後に私たちの関係はどうなっているのか」ということ。

幸せの絶頂にいる彼女が期待した答えはもちろん「一緒にいるに決まってる」とか「一緒に住んでいるかも」といった、二人の未来につながる言葉だ。

しかし、ホン班長の返事はつれない。

クールな笑顔で一言、こう答える。

「(1年後は)飲み頃に」

その言葉にへジンはがっかりすると同時に、ぼんやりと抱いていた未来への希望を打ち砕かれた。

これだけならまだ傷は浅かったはずだが、そうはならない。

それは「空白の5年間」。
誰も知らないというホン班長の過去とはいえ、恋人である自分にさえ教えてくれないことにへジンは不安を感じる。

かつて会社員だったことは明かしてくれたが、「普通の会社員」というだけで詳細を語ることを避けるホン班長。
過去のこととなるとそれとなく話を逸らすのは今に始まったことではないけれど、それは全くもっていつものホン班長らしくない態度だ。

また、こんなこともあった。
「ソウルに戻りたいとは思わないのか」と聞くへジンに「君は今でもソウルに帰りたいんだな」といつもの爽やかな笑顔で返す。

へジンとしては「一緒に行こう」とか、あるいは「ここにいて欲しい」とか言ってほしかったはず。
いや、その答えの内容というよりも、「一緒にいたい」という気持ちを見せて欲しかった。

そして、へジンは感じたはずだ。

「ホン班長と自分の気持ちには温度差がある」と。

気持ちの温度差がもたらす「不安と寂しさ」は恋をしたことのある人なら誰もが経験する感情だと思う。
そして、この「不安や寂しさ」は心の中に小さな穴を開け、やがて隙間風をふかせる。

これを「小さな穴」と侮るなかれ。
対処の仕方によっては、その後の恋人たちの関係に影響を及ぼす。
この穴を埋めことができるか否かは、恋人関係を構築する上でとっても重要。

埋めることができれば二人の関係はより強固になっていくし、埋めることができなければ「小さな穴」はすれ違いの始点となり、隙間風が突風ともなり得るのだ。 

そしてついにへジンの我慢が限界に達する。

それはへジンが二人の未来について仄めかした時。

ユンギョンの助産の達成感や高揚から「初めての子供の性別がどちらがいいか」と夢見がちに尋ねるも、「そういうことは考えたことがない」とつれない返事が返ってきたのだ。
その言葉はへジンの心を折ってしまった。


過去と未来、そのどちらも共有しようとしないホン班長に対しての不安や寂しさ、そして不信感は最高潮に達したへジン。
自分は全てを見せているのに、ホン班長はそうではない。

ついには、別れの言葉にも聞こえてしまう「いつかあなたと家族になる日を夢見ていた(過去形)」という言葉を口にしてしまう始末。

一方、こんな直球を投げられたら、ホン班長もはぐらかすことはできない。
そして悲しいそうな表情でこう言うのだ。

「ごめん」

・・・。
これ以上悲しい答えがあるだろうか。
近づくと離れようとする相手に恋をする苦しさたるや。へジンの気持ちが痛いほど伝わる。

確かにへジンは性急すぎるけど、相手が心を開いてくれない寂しさを抱えながら一緒に時を過ごすのは地獄に違いない。

しかし、ここで泣いてばかりではないのがへジンがへジンである所以。
何事もはっきりさせなければ気が済まない彼女は、この状況を放置しない。

せっかちで気が短いへジンの言動は、心の準備ができていないホン班長にとって気の毒でもあるが、思い立ったらすぐ行動なへジンは前へ突き進む。

「ホン班長推し」の私としては、へジンの言動が強引すぎて「もう少しやさしく・・・」とつい呟いてしまったが、そっと見守っているだけでは解決しないことがあるのも事実。

たとえばコンジンの人々。

彼らはボロボロになってコンジンに帰ってきたホン班長に対し「何があったか」を問うことはしなかった。
だからこそ誰も知らない「空白の5年間」という言葉が存在するのであり、一方でそれは、コンジン住民たちの彼に対する思いやりでもあった。

結果として、静かに見守ってくれたコンジン住民のおかげでかつての元気を取り戻したホン班長だが、それで過去の傷が癒えたわけではない。
ただ過去に蓋をしただけでは、根本的な解決になるはずもない。

ホン班長にとっていつかは対峙しなければならない「辛い過去」はまだ彼の中に燻っており、そういう意味で、彼が前に進むためには、次なるステップを踏まなければならないのだ。

さて、そこでへジンの登場だ。

彼女の荒療治は、実は今のホン班長には必要なことなのだと思う。
自分の殻に閉じこもったままのホン班長の手を引いて、外に誘う役目をへジンが担っていると言える。

結果として、物語前半で感じの嫌な女として登場したへジンの短所(たとえば、気が強い、気が短い)は、肯定的な資質として「勇敢さ」や「優れた決断力」に置き換わり、ホン班長を「殻の外」に出すためにフルに発揮されているのだ。

2. すれ違う二人、そしてホン班長の苦悩

エピソード13-14では、へジンから「空白の5年間」のことを問いただされ、戸惑うホン班長が描かれた。

いつも笑顔のホン班長が、今回ばかりは暗い表情が多い。

「苦悩するホン班長」

それがこのエピソードでの彼の立ち位置だ。

へジンを愛する気持ちは揺るぎないのに、自分の過去を思うと前に進めないホン班長の心の傷は深く、へジンと自分は釣り合わないのではないかとさえ思うようになる。

大切な人(大学の先輩)の死が自分のせいだと感じているホン班長にとって、過去を振り返ることは胸をえぐられる思いのはず。

一方で、愛するへジンは、自分の全てを知りたいと切望している。
わかっていても、全てを話すことによって彼女を失うのではないかという恐怖もある。
つまり、辛いことのダブルパンチなのだ。

さて、彼がへジンの気持ちに答えられないのは、自分だけ幸せになることは許されないと思っているからに他ならない。

だから未来を考えない。考えてはいけないと思っている。
しかし、愛する人ができてしまった。
「未来に希望を抱くことは許されない自分」と、「未来に希望を抱くへジン」の間には大きな溝がある。
そして、もしこの溝を埋めることができないとするならば、それは「へジンとの別れ」を意味する。

一方、苦悩の挙句、全く前に進めないホン班長に対して、へジンの気持ちは驚くほどの速さで展開していく。

曖昧なことを嫌うへジンの猛攻はなかなかすごい。
合理的で現実主義者である彼女は歯に衣着せず「私が欲しいのは今後の可能性」と告げ、「あなたの明日に私は存在しているのか、今後 人生を共にする可能性はあるのか」と相変わらずの直球を投げる。

そして最後に「ホン班長がいつか心を開くと約束してくれたから、待てると思う」という言い添える。

彼女の気持ちの切り替えにとまどい、しかし、へジンに押し切られる形でホン班長はその言葉を受け止めるしかなかった。

ところで、ラブストーリーに心惹かれるのは、恋する二人の気持ちのすれ違いによる「せつなさ」を感じるからだ。
それが今まさに、この二人に起きている。
愛し合う二人の想いは、ホン班長の傷の深さの分だけすれ違う。

しかし、へジンのはっきりした態度のおかげで、スローなペースながらもホン班長の気持ちにも徐々に変化が現れる。

ホン班長を見守ってきたハルモニ、ガムニの「幸せになりなさい」という言葉も彼の背中を押した。
ガムニの言葉に対して「それでいいのかな」と答えるホン班長はいつもの頼れる男ではない。
自分で決断する勇気がなくて母親に甘える子供の如く弱々しい。
それはある意味、彼の素の姿で、ずっと見守ってきてくれたハルモニにだからこそ見せることのできる顔なのだ。

今まで地団駄を踏みながら生きてきた これからは足を伸ばして 楽に生きなさい

ガムニのその言葉はホン班長に勇気を与え、同時に一視聴者である私の心にも深く響いた。

3. エピソード15-16で明らかになる「空白の5年間」、そして二人の恋の行方

さて、いよいよ「空白の5年間」の全容が明らかにされるわけだが、その前にEp13−14で起きたホン班長の過去につながるエピソードを整理しておきたい。

それは以下の3つ。

  • ホン班長の大切な人の正体
  • ソナさんの正体
  • ADドハの父とホン班長の関係

ひとつづつ見ていこう。

ホン班長の大切な人の正体

亡くなった大切な人は、ホン班長の大学の先輩だった。名前はパク・ジョンウ。
パク夫妻に可愛がられていたホン班長は、ジョンウのいる「YK資産運用」に就職し、代理(役職)として働いていた。

ソナさんの正体

回想シーンで「ヌナ」と呼ばれ、ホン班長に慕われていたソナさんの正体は、亡くなったジョンウの妻。
そして、彼女の夫の死はホン班長に関係があることが「葬儀の場でソナさんがホン班長を罵倒したこと」により、明確に示された。

しかし驚いたのは、彼女がチPDの親戚らしいということ。
チPDがソナさんに向かって「イモ(=母方のおばさん)は元気?」と聞く場面があるが、それに対してのソナさんの返事の中に「オンマが」という言葉が入っていることから、彼らの関係はいとこ同士と考えるのが妥当。

よって、とりあえず親戚と内定。
一方、彼女の息子はチPDを「サムチョン(=父方のおじさん)」と呼んでいる。それならば、チPDはソナさんの夫と兄弟?とも思ったが、ソナさんの夫の苗字は「パク」なのでチPDとホン班長の大切な人が兄弟という線はなさそう。

ADドハの父とホン班長の関係

全くもってノーマークだった「ADドハ」がホン班長の過去に関係してくる。
ドハの父親は会社員時代のホン班長の知り合いだったのだ。
ホン班長は、警備員として働いていた彼の父と親しかった。
また、ドハの父が下半身不随となってしまったのは、ホン班長が関係している。
ホン班長が自宅で薬草を作っているのも、下半身不随となったドハの父のためだったのかも。

それにしても、ホン班長の恋敵として登場したとばかり思っていたチPDが、実はホン班長の大切な人の妻と繋がりがあったとは。
また、全くの脇役と思っていたADが実は重要な鍵を握っているとは。なかなか面白い展開になってきた。

さて、最終回へ向けてのラストスパート「エピソード15-16」では、詳細が明らかにされるであろう「空白の5年間」に、ホン班長・へジン共に苦悩することは予告編からもみてとれる。

それによって二人の関係に危機が訪れるとしても、へジンがホン班長の心に寄り添う展開となるのだろう。

それは、これまでのフワフワとした恋愛初期の幸福感とは真逆の世界が描かれるということ。
この苦しみを乗り越えることによって二人の関係が強固になるという展開は、そのメリハリゆえに視聴者の心に深く突き刺さるはず。

Ep11-12でのイチャイチャシーンも(サービス映像というだけでなく)このための前振りなのだ。

幸福の絶頂にいる二人の恋があったからこそ、その対比としてホン班長が抱える闇がくっきりと浮かび上がる。

いずれにしても、二人の関係に影響を及ぼす障害が明らかになるにつれ、作品のムードがガラリと変わりつつある。
そういう意味で、「海街チャチャチャ」がありがちなロマンティックコメディーではない、深みのある作品に仕上がってきた感がある。

それにしても、ホン班長の「空白の5年間」が、物語を盛り上げる要素として、キッチリ効果的に使われていたことに一視聴者としてホッとしている。
物語早々に登場したキーワード「空白の5年間」を長きにわたり引っ張ってきた甲斐があったというもの。

何はともあれ、へジンのソウル行きの話が浮上するなど二人の未来は未知数だけど、エピソード14ラストシーンで描かれた、バケットリストの最後の項目「君と末長く幸せになること」が叶うような、そして癒しのドラマ「海街チャチャチャ」らしい終わり方を期待するのであった。

『韓流ラブストーリー』で「海街チャチャチャ」の特集が掲載されています。

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「君のせいで何もできない」はお酒の勢いで寝てしまった女友達との関係を描くロマンティクコメディ。
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【関連記事】「海街チャチャチャ」「スタートアップ夢の扉」「最強配達人」「トゥー・カップス」について紹介した記事です。

ハンチーム長からホン班長へ『海街チャチャチャ』キム・ソノの魅力について

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本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

  • この記事を書いた人

ミント

ブロガー | ドラマや映画について発信 | 2020春『愛の不時着』にどハマりし、韓国ドラマ沼へ | exciteニュースに『愛の不時着』考察記事複数掲載 | 脚本 | Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | WATCHA | 人生の栄養になるドラマ・映画を紹介していきます。 note URL▶︎https://note.com/mint_aria/

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